1.はじめに
令和8年度の中部弁護士会連合会理事長を拝命しました。今年度は岐阜県弁護士会が中部弁護士会連合会の定期大会を担当しますので、開催地岐阜県から選出されました。
まず、近年、中弁連管内においても大きな災害が頻発しており、災害に遭われた方々に対してお見舞を申し上げるとともに、災害復興や災害に遭われた方へのご支援にご尽力いただいている中弁連管内の各弁護士会や会員の皆様に心より感謝と敬意を申し上げます。
近年は地球温暖化の影響などで災害も甚大化し、さらに地震活動も活発化しているなど、災害も多く発生している現状があります。災害が発生した場合において、私たち弁護士は、被災された方々の人権を擁護し社会正義を実現するために活動することが求められています。管内の各弁護士会だけではなく、当連合会としてもできる限り力を注いでいきたいと考えています。
また、昨年10月に富山で中弁連定期大会が開催されました。多くの会員が参加され、シンポジウム、大会、懇親会と素晴らしい定期大会でした。新型コロナ感染症の発生以来、様々な行事、会議などがオンラインでの開催が増えていますが、リアルに集まり、意見を交わし、懇親を深めることは大切なことだと再認識しました。当連合会としても、オンラインの利点も生かしながら、会員相互のリアルな交流の場を積極的に設けていきたいと考えています。
2.現在の当弁連の課題について
中弁連の大きな行事として夏期研修と中弁連大会があります。
8月28日、29日に、名古屋市で夏期研修が開催されます。当連合会の夏期研修は、私たち会員が悩んでいること、もっと知りたいことなど日頃の業務に役立つテーマで行われています。若手からベテランの会員まで、きっと新たな気づきがあります。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。
さて、中弁連の最大の行事である中部弁護士会連合会定期大会は、11月27日、岐阜市の岐阜グランドホテルにて開催されます。シンポジウムのテーマは「再審法改正の現段階と課題を考える」です。再審事件については、一昨年から袴田事件、福井女子中学生殺人事件と無罪判決が出され、冤罪被害をなくすために再審法改正の現状やその課題について考えていきます。大会や懇親会では、多くの会員の皆様に交流や親睦を深めていただくよう準備を進めています。更に、大会前日の11月26日には記念ゴルフ大会や記念将棋大会も計画しています。岐阜県は、中弁連管内の各県全てと隣り合っており、どこの弁護士会からもお越しいただくことが便利ではないかと考えています。是非、多くの会員の皆様に岐阜に来ていただき、大会とともに岐阜を楽しんでいただきますよう願っております。
3.終わりに
2月、昨年度最後の中弁連理事会を傍聴させていただき、日弁連副会長問題など当連合会の課題を引き継ぎました。今までの中弁連の活動やその成果に敬意を払いながら、微力ではありますが、精一杯職務を果たしていこうと決意しています。
中弁連の会員の皆様のご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
中部弁護士会連合会
理事長 栗 山 知(岐阜県)


