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令和7年度中弁連理事長就任のご挨拶

1.はじめに

令和7年度の中部弁護士会連合会理事長を拝命しました。令和元年度に富山県弁護士会の会長を努め、6年を経ての登板です。


2.現在の当弁連の課題について

現在の当弁連の課題として、

・ 日弁連副会長候補者推薦

・ 中弁連の会議等に赴く際の交通費の拡張の問題

があります。

前者については、PTが立ち上げられ、議論が進められています。

後者については、会員の便宜を考えれば、実現したい課題です。しかし、会費の再値上げの問題につながりかねず、一筋縄ではいきません。

このように難しい課題が複数ありますが、私の代で1つでも解決あるいは前進できるようにしたいと考えています。

また、昨年元日に発生した能登半島地震の爪痕はまだ深く残っています。

被災地では、復興に向けた努力が継続されています。金沢、富山県両弁護士会では、被災地における法律相談会やオンライン相談会等会員の方々が粉骨砕身されています。

当連合会としても、今後も引き続き可能な限りの御協力・御支援を差し上げたいと考えております。


3.中弁連大会・夏期研修について

ところで、新型コロナ感染症の5類感染症に引下げに伴い、一昨年からは懇親会も含んだ中弁連大会が開催されるようになりました。

本年度は、「いのちのとりで裁判」を通して考える生存権保障と司法の役割というタイトルでシンポジウムを行います。行政により生活保護費が切り下げられ、各地で訴訟が提起されています。複数の勝訴判決もあると仄聞しておりますので、タイムリーなテーマではないかと思います。

また今年度は、若手カンファレンスも開催されます。前日から富山に行くのは億劫と思われるかもしれませんが、参加してみればそれはそれで楽しいものです。

北陸新幹線の敦賀延伸によりどの会の方も時間的にも体力的にも比較的容易に富山に行き来できるようになりました。是非、多くの会員に出席していただくようお願いします。

また、8月29日、30日には四日市において夏期研修が開催されます。

例年、実務的にも学術的にも味深いテーマが取り上げられていますので、業務の参考に なると思います。それだけでなく、特に遠方から来られる場合、ちょっとした旅行気分を味わえることでしょう。「ちょっと行ってみようか」という程度の軽い気持ちでご参加いただければと思います。


4.最後に

単位会の会長時代に、理事会の司会、他弁連大会への出席、日弁連理事会の傍聴等理事長の役割の一部を垣間見ることができました。

今年度は、自分自身がその役割を担い、司法の改善、発達並びに人権擁護及び社会正義の実現、管内弁護士の品位及び地位の向上並びに学術の研究を管内弁護士会の連絡・弁護士相互間の協力で進めていくという当連合会の目的を達成するために、微力ながら尽力して参る所存です。皆様の御協力のほどよろしくお願い申し上げます。


中部弁護士会連合会         
理事長 菊 賢 一(富山)



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