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中弁連からのお知らせ

平成31年度中弁連理事長ご挨拶

はじめに

平成31年度の中部弁護士会連合会の理事長をお引き受けすることになりました。名古屋高裁管内の愛知県,岐阜県、三重、福井、金沢、富山県の6つの弁護士会の交流と相互協力に努めてまいります。本年4月1日の会員数は2800名です。

当連合会の規約によれば、連合会の目的は@司法の改善、発達並びに人権擁護及び社会正義の実現に関する事項、A管内弁護士会の品位及び地位の向上並びに学術の研究に関する事項などを管内弁護士会の連絡・弁護士相互間の協力で進めていくと定められています。

具体的には、各種のシンポジウムの開催などの独自の取り組みのほか、日弁連と連携を図りながら管内弁護士の活動を支える事業も行っています。

例えば、日弁連の役員や委員等の推薦、日弁連からの管内各弁護士会への活動協力依頼、弁護士任官の推進・非常勤裁判官の推薦、法律相談センターの開設援助、日弁連ひまわり基金法律事務所への協力などです。また、夏期研修も重要な事業です。

本年度の課題

本年度の課題としては、次の4点をあげることができると思います。

1 災害復興支援委員会を中心に、弁連内支援体制の構築、弁連外との連携協定の検討

2 岐阜での中弁連大会を多数の会員に参加していただいて大成功させること

3 日弁連クオータ制女性副会長の人選及び経済的支援策の検討

4 中弁連の財政の改善

活発な活動、楽しく意義のある中弁連大会を

中弁連の活動は、各種委員会の活動によって支えられています。中弁連の財政が改善を求められているといって、各種委員会の活動が委縮してしまっては本末転倒です。無駄な支出は抑えながら、活動自体は活発に行っていきます。

中弁連大会は、本年10月18日に岐阜グランドホテルにて行われます。参加してみたくなる大会、楽しく有意義な大会になるよう、大いに工夫をしていきたいと思います。ぜひ多くの皆様に参加していただいて、大成功させたいと思っています。

山積する諸問題

以上に述べた以外にも取り組むべき課題は山積しています。

まず政府は、改憲を具体的日程にのせようとしています。中弁連としても管内弁護士会の意見を集約し、意見を取りまとめていかねばなりません。

死刑制度の廃止問題も着実に進めていかねばならない問題です。刑事訴訟法の改正(特に取り調べの可視化)についても議論を深めていかねばなりません。

また、弁護士の品位及び地位の向上という点では、弁護士数の飛躍的増加に伴い、その活動の経済的基盤をどのように確保していくのかも考えていかねばなりません。

その他にも取り組むべき問題は山積しており、従来の活動に加え、できうる限り努力を傾注していく覚悟です。

中弁連会員の皆様の一つになった思いを力に、1年間何とか走り続けたいと思います。


中部弁護士会連合会         
理事長 矢島 潤一郎(岐阜県)



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