〈司法の担い手をしっかりと育てる「修習手当」の創設へ皆さんの一押しを！〉

裁判官・検察官・弁護士を目指す人が激減中です。司法試験の受験資格を得るための法科大学院に入学した人は５年前の半分になり，多くの法科大学院が定員割れ状態になっています。法科大学院での奨学金負担に加えて，司法試験合格後の１年間の研修（司法修習）でも５年前から無給になったためにほとんどの司法修習生が借金をしながら研修を受けているという経済的負担が志望者をどんどん減らし，日本の司法の担い手養成が危機に陥っています。

そこで，「修習手当」制度の創設により司法修習生が経済的な不安なく研修に専念できるように法律を改正することを求めて，全国各地の弁護士会が７月から９月にかけて，リレー形式で開催することになりました（�@仙台→�A福岡→�B名古屋→�C大阪→�D金沢→�E広島→�F横浜）。各地の集会は多くの市民の皆さんのご参加により大盛況で，次はいよいよ大阪からバトンを受け取った金沢での集会を迎えます。経済的に裕福であるかどうかにかかわらず，やる気と能力のある人が裁判官・検察官・弁護士として活躍できる社会の実現に向けて，一緒に一押しをお願いします。