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平成28年度中弁連理事長ご挨拶

平成28年度の中部弁護士会連合会理事長に就任いたしました。来たる10月21日(金)に、三重県四日市市で第64回中弁連定期大会が開催される関係で、三重弁護士会所属の私が理事長に就任する運びとなりました。

同大会のシンポジウムテーマは、「高齢者・障がい者支援に関する諸問題(仮題)」です。平成20年度に同じく三重県四日市市で開催されました第56回中弁連定期大会のシンポジウムも、「高齢者・障がい者」がテーマでした。

超高齢化社会を迎えている日本において、高齢者・障がい者の人権擁護は、基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命とするわれわれ弁護士の極めて重要な職責の1つです。一人でも多くの会員の方にご参加いただき、議論を深め、是非とも一定の成果を得たいと思っています。

また、司法制度改革により、特に若手弁護士は大変厳しい状況に置かれています。

私も、これまでの中弁連理事長が取り組まれた若手支援策に引き続き取り組みたいと思います。その1つとして、昨年度の中弁連定期大会前夜に開催されました「若手弁護士カンファレンス」を今年度も開催し、若手弁護士の意見を少しでも日弁連執行部に反映させたいと考えています。

その他、何か若手支援策がないのか、中弁連管内の全ての会員の方々とともに議論し、更に1つでも支援策の実施にたどり着ければと思っています。

中弁連理事長というのは大変な重責です。会員の皆様方のご理解とご支援を得て、この1年を乗り切ろうと決意しています。

何卒宜しくお願いいたします。


中部弁護士会連合会         
理事長 室木 徹亮(三重)



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