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平成23年度中弁連理事長ご挨拶

中部弁護士会連合会のホームページにようこそ。2011(平成23)年度中部弁護士会連合会理事長の河合良房です。よろしくお願いします。


中部弁護士会連合会(中弁連)は、名古屋高等裁判所管内の6県(愛知・岐阜・三重・福井・石川・富山)の弁護士会の連合体であり、昭和28年に、司法の改善、人権擁護や社会正義の実現のために、また各地の弁護士会や弁護士相互の連絡や協力を促進するために設立されました。現在(平成23年4月1日)、この6県の会員数は2,026名です。

ところで、3月11日に発生した東日本大震災、その後の原子力発電所事故により被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。ご逝去されました方々には衷心よりお悔やみ申し上げます。
  このたびの極めて甚大な被害に対しては、国民の多くが被災地の復旧・復興、被災された皆様への物心両面での支援をされています。中弁連でも、日本弁護士連合会(日弁連)や6つの弁護士会と連携をとりながら、お見舞金を送るなどの支援活動を始めています。しかし、復旧・復興の過程で、被災された皆様にはさまざまな問題が生じています。とりわけ法的な対応が求められています。たとえば、職場を失った労働者のこと、事業継続が困難になった会社の対応、亡くなられ方の相続問題、両親を亡くした子どものこと、自分の土地や建物の補償、境界などなどです。
中弁連では、東日本から中部各地に避難されて来られた方々の相談を実施していますが、今後は東日本の各地に行き、各自治体や避難所などで皆様からの相談を受け、必要に応じて具体的な対応をとっていくつもりであります。それが私たちの使命と考えています。


中弁連は、このような支援活動だけでなく、様々な分野での人権擁護活動や法律・司法改善のための提言、法律相談の窓口の設置の取組みなど、市民の皆様のニーズに応え、親しまれ、信頼される弁護士会・弁護士になろうと日々努力をしています。また、法曹人口・弁護士数の増加、法曹養成制度の改善、司法修習生への給費制維持などの問題にも取り組んでいます。


これらの活動の一環として、中弁連は、本年の10月21日(金)に岐阜市の岐阜グランドホテルにおいて、「新しい社会的養護をめざして〜家庭などの居場所を失った子どもに寄り添って〜」(仮題)とのテーマで、シンポジウムを計画しております。このシンポジウムは、虐待などにより家庭での居場所を失った子ども、特に思春期の子どもの自立を支援していくためにはどうしたら良いのか、各地に出来つつある自立援助ホームはどのようなものかなどを市民の皆様と共に考えるものであります。弁護士・弁護士会と福祉関係機関、NPO法人などとの連携・協力も考えます。
どなたも、無料で参加できますので、子どもたちが住みやすい世の中にするのにはどうしたらよいか一緒に考えることができたら有意義なシンポジウムになると思います。どうぞ、ご遠慮なくお越し下さい。 


中弁連は、今後とも、「市民の司法」実現のため、よりよい司法を目指して活動していきますので、ご理解・ご支援の程よろしくお願いします。また、中弁連に対するご要望、お尋ねなどがありましたら、ご遠慮なくお寄せ下さい。


簡単ではありますが、ご挨拶とさせていただきます。




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