中部弁護士会連合会


中弁連とは

中弁連からのお知らせ

リンク集

TOP

会員専用ページ

中弁連からのお知らせ

平成30年度中弁連理事長ご挨拶(10月)

日頃より中部弁護士会連合会の活動にご理解とご協力を賜りまして感謝申し上げます。
秋を迎え、平成30年度の中部弁護士会連合会の活動も後半に移ります。


今年は、各地で甚大な災害が発生しました。夏には、異常気象による酷暑が日本列島を覆い、秋口には豪雨や台風、地震など想定外の大きな災害が相次ぎました。7月豪雨、台風21号及び平成30年北海道胆振東部地震により、亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。中部弁護士会連合会におきましても、各弁護士会と連携を取りながら、また、災害時には地域社会や裁判所、行政機関等とともに力を合わせて支援活動を行いたいと考えおります。災害復興支援に関する委員会を中心に、災害時の対応に対してどのような活動を充実させることができるかについて検討を重ねています。


さて、中部弁護士会連合会では、来る10月19日に、愛知県名古屋市ホテルナゴヤキャッスルにおいて、第66回定期大会を開催いたします。午後の大会に先立ちまして、同日午前10時から0時半まで、「市民が求める民事裁判を目指して〜私たちが今なすべきこと〜」と題するシンポジウムを実施いたします。

シンポジウムでは当連合会管内の弁護士総数の34,6%にあたる740名の弁護士及び各地方裁判所所属の裁判官の大多数から寄せられた民事訴訟の現状に関するアンケート結果を基礎資料として、現行民事訴訟法の理念と目的、現状、今後の検討の方向性などにつきまして、伊藤眞東京大学名誉教授の基調講演、裁判官や弁護士パネリストによるパネルディスカッションを行います。法曹関係者はもとより、一般の皆様にもご参加いただけますので、御紹介申し上げます。

また、大会では、「適正かつ迅速な民事裁判をめざす宣言」、「公文書管理の徹底を求める決議」を検討いたします。今年度の定期大会は、これまでの大会を超えるように様々の試みを準備しております。


その他、当連合会では、10月1日に新たに、民事調停官、家事調停官の4名を弁護士会から送り出しました。若い弁護士世代への支援をはじめ、民事、刑事にかかわる諸問題、子どもや高齢者・障害者の権利にかかわる問題、犯罪被害者の支援にかかわる問題、消費者や民事介入暴力対策など様々な課題に取り組んでいます。今日的な課題が山積みですが、皆様のより一層のご支援をいただければ幸いです。気を引き締めて、在るべき司法に向かって市民の皆様とともに歩みを進めていきたいと思います。



2018年(平成30年)10月吉日

中部弁護士会連合会理事長

池 田 桂 子

戻る




Copyright 2007-2010 CHUBU Federation of Bar Associations