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    2014(平成26年度)中弁連大会・シンポジウム


人権保障の行方〜もし、今、憲法が改正されたら?〜


昨今、憲法改正を巡り活発な論議がなされています。憲法9条の解釈変更問題や憲法96条の改正先行問題などは、報道等によって頻繁に取り上げられ、論議の内容も広く国民の知るところとなっています。

 一方で、憲法改正論議における有力な改正案の中には、「公益」「公の秩序」を人権制約原理として掲げることや、家族相互間の扶助義務を規定することを内容とする改正案もあります。これらの改正案には、現行憲法の中核的価値である「個人の尊厳」の保持や、現行憲法の基礎となる「立憲主義」の理念の維持に影響を及ぼすおそれがある重大問題が含まれます。それにもかかわらず、その改正目的や改正によって生じうる問題について国民への周知が十分なされておらず、論議が充実しているとはいえません。

 本シンポジウムでは、昨今の憲法改正論議においては必ずしも十分に取り上げられてこなかったこれらの問題点に光を当てたいと思います。
「公益」「公の秩序」条項が「表現の自由」の保障を狭めることにつながらないか?
家族に関する条項の導入が家族の多様性を否定することにならないか?
家族相互に扶助義務を負わせることが社会保障を弱めることにつながらないか?

 本シンポジウムでは、こうした疑問につき、寸劇・パネルディスカッションを交えつつ論議し、「個人の尊厳」「立憲主義」の理念の重要性を再確認していきたいと思います。是非ご参加ください。

参加は自由・無料ですので,一人でも多くの市民の方々の ご参加をお願いいたします。



日時

10月17日(金)9:30〜12:00

場所

ANAクラウンプラザホテル金沢 3F「鳳の間」
    金沢市昭和町16−3 (金沢駅東口より徒歩2分)
    TEL:076-224-6111






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